2016年01月29日

年齢の数え方

henkutsu.png 遅ればせながら最近NHKの朝ドラ「朝が来た」にはまっておりまんのや。

 ナンデダス?

 なんでだすてあんさん、おもろいからに決まってますがな。

 ところで1月28日の放送で、中番頭の亀助はんが大番頭の雁助はんに娘の自慢話をするシーンがあり、亀助はんの口から「二歳になった」、「伝い歩きをするようになった」というようなセリフが出てましたな。
 
 それを聞いた私、さすが小児科医でんなぁ。
「え?二歳で伝い歩き?発達が遅れてるの?ビックリポンやわぁ」
すぐにぴ~んときました。
でもまたすぐに「あっそうか問題ないか」とうなづきました。

 なぜ問題ないのでしょう。ナンデダス?

 答えはこのドラマの時代背景が「明治時代」だということにおます。
年齢の数え方、現代では満年齢が当たり前ですが、明治の頃はすべて数え年だったんでおます。

 満年齢やと「オギャ~」と生まれた時が0歳、1回目の誕生日をもって1歳と数えますけどな、数え年では、生まれたとたんに1歳、その日が1月であろうと12月であろうと、次のお正月がきたらもう2歳。
誕生日ではなくお正月で年齢が増えるんでおます。

 つまり数え2歳の子の中には、前の年の大晦日に生まれた子から前の年の元日に生まれた子、満年齢でいえば0か月から明日で満2歳という子までが含まれる可能性があるゆうことなんだす。

 数え2歳で伝い歩きをする満9か月から11か月ぐらいの子がいたかてちいともおかしことあらしまへんのや。

 でもな、わても「偏屈者」と呼ばれる男だす。最後に偏屈なこと言うて終わりにしますわ。

 もしも亀助はんの娘が前の年の元日生まれやって、ドラマのシーンが明くる年の大晦日の出来事やったら、その子は翌日の元旦で数え3歳、満2歳になるんでおます。
 それやったらやっぱ遅れてんのんとちゃいますか?

 いやいやそんなことあらしまへん。
 もし亀助はんの娘の発達がほんまに遅れとったら、亀助はん、あないに嬉しそうに娘の自慢話しますかいな。遅れとるどころかむしろ早いぐらいやさかい、あないに喜んではるに決まってますがな。

 ほなサイナラ。


posted by 院長の休憩室 at 14:34| Comment(1) | 偏屈者のつぶやき | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
うける笑
先生おもしろい!!
Posted by はる at 2016年06月01日 19:58
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